子宮がん(体がん)の手術では子宮ごと取り出されてしまうので、がんの宣告を受けた時点で女性としての未来はなく、妊娠や出産を断念せざるを得ない・・・という切ない現実は、実は一昔前のことになっています。医療が飛躍的に進歩している最近では、子宮摘出手術以外の治療方法も選択できるようになり、子宮温存手術や放射線治療、抗がん剤を用いた化学療法を併用し、がんと戦いながらも女性機能は残せる治療方法が確立され出しています。
内膜がんと呼ばれる子宮がんに関しては、約半年間、プロゲステロンという女性ホルモンの一種を毎日服用する療法が高い効果を上げています。妊娠を希望するなら、手術ではなく、まずはホルモン療法によって治癒を目指すこともでき、がんの消滅により妊娠や出産が可能になるケースも報告されています。
女性ホルモンと密接に関わっている子宮がん(体がん)に対して、ホルモン療法は有効性が高いそうです。数ヶ月間黄体ホルモン(プロゲステロン)と作用の同じ薬の服用を継続してから再び検査を受け、もしその時点で効果が現れなかった場合に初めて手術が選択枝として上がってきます。
がんの進行具体によって、子宮がん(体がん)の治療方針や進行速度は違います。がんが初期段階にあるなら手術メインで治療していきますが、2期から3期になると拡大手術も必要で、子宮と子宮付近の組織も摘出しなくてはなりません。また、抗がん剤も肉腫を含む子宮体がんには効果が高いとされます。
基本的には手術になりますが、早い段階でがんが見つかれば、手術部位もより精査することが可能で、集中的に施術できるので、心身への負担はそれだけ軽くすることができます。