子宮がん(体がん)の病巣は子宮内膜ですから、子宮の入口近くを発症部位とする子宮頸がんとは、検査方法が違います。通常、子宮がん(体がん)検査ではまず超音波検査が選択されます。体がんは過度に子宮内膜が増殖することを発症原因とするので、超音波を膣から子宮内膜に向かって照射することによって、子宮内膜の厚さや形状が異常でないかどうかをチェックします。
超音波検査が受けやすいと言われるのは、検査時に強い痛みや違和感がなく、身体へのダメージも少ないからで、子宮がんの大半を発見することもできるので検査法として非常に優秀です。子宮内膜細胞診と呼ばれる検査は、更に詳細に調べる時に採用されます。極細のチューブを子宮内に通して細胞を吸い取ったり、細胞を専用器具でこすり取ったりして、詳細に内膜細胞自体を検査する方法になります。
がんの進行度は検査の結果5段階にクラス分けされますが、正常なのはクラス1、炎症などの異常を伴わない変化はクラス2、クラス2bだとがんの疑いはほとんどありませんが、極小さい変化が有、クラス3になるとがん細胞に変化する恐れがある段階で内膜への増殖が確認されます。そしてクラス5と判断された場合、子宮がん(体がん)が疑われ、細胞に異常が発見されたということを意味します。
子宮内膜細胞診によって内膜細胞に異常が発見されれば、更に詳細に検査する為、子宮内膜病理組織診断と呼ばれる検査が実施されます。先端部分僅かに曲がった特殊な細い器具を用いて子宮内膜細胞の採取をじかに行ったり、顕微鏡で詳細に調べる検査で、多少の痛みや少量の出血を伴う恐れもあります。
また、麻酔を用いて行われる子宮鏡検査という検査もあり、この方法では内視鏡を使用して子宮内の状態を直接チェックします。